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アフガンバザール   

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イシュコシムの数kmホログより、タジキスタンとアフガニスタンの国境沿いを流れる川の中州に、土曜日になると開かれる市があります。タジキスタン人とアフガニスタン人がそれぞれ品物を持ち寄り開かれるアフガンバザールです。
ちょうど土曜だったので、行ってみました。

歩き始めて町を抜けた頃、ヒッチをしていた訳でもないのだが、トラックが停まってくれて乗せてもらいました。そして国境の橋に到着。まだ開門していなく、しばらく待っていた。ゲストハウスで一緒だったオランダ人女性2人や、挨拶はしていなかったがホログでちらっと合ったチェコ人男性、それに地元の人々と話をしながら門が開くのを待っていた。

そして9:20にゲートが開き、人々が中州に向かいます。お店を出す人は、良い場所を陣取ろうと急ぎ足。旅行者はゲートでパスポートを預け入場です。
アフガニスタン側からも人が続々とやってきます。場所はいくつかある中州のうちのタジキスタン側、タジキスタンの国境ゲートの手前なので、ここはタジキスタンの領土です。でも、すぐ先にアフガニスタンのゲートがあり、何だか感慨深い。
警備は厳しく、たくさんの警官(?)が監視していていますが、バザール自体は至って平和です。ただその警官のうち一人だけが写真を撮ることに敏感で、チェコ人男性は注意されていたし、後で聞いたら、オランダ人女性は結構乱暴に注意されたようです。自分は、彼がいないのを見計らって撮っていたので大丈夫でした。
ターバンを巻いていたり小ちゃな帽子をかぶっていたり、髭を生やしていたりと、見るからにアフガニスタン人っぽい人たちや、顔をスカーフで隠している女性など、人々を見ているだけでも興味深い。

町に帰り、バソコンを持ってネットカフェに行ってみたが閉まっていた。そしてランガル行きの乗り合いを探してみたが見付からなく、そのうちある男が$500と言ってきた。むかっとする。その後店でビールを買ったのだが、26ソムニと電卓をうったので30ソムニおつりをもらおうと56ソムニ渡したら、店主は知らん顔。すぐに電卓の数字を消したので確信犯だろう。おつりをよこせと繰り返し、やっと嘘くさくうっかりしていたような顔を作っておつりをよこした。タジキスタンに入国してから、嫌な人には合っていなかったのでちょっとがっかり。どこにでもいるんだ、嫌な奴は。

ゲストハウスに帰ると、オランダ人女性2人がいて、一緒にランガルに行くことにした。この先交通手段が怪しく、高いお金を出して一人でタクシーをチャーターしなければならないと覚悟していたが、渡りに船。急いでパッキングして、そして迎えにきたタクシーに乗り込んだ。
しかし、タクシーはすぐに停まって、ジープに乗り換えろと言う。そのジープは既に人がいっぱいで窮屈だったので、今日は運行しているらしいバスに乗ることにした。そして探しているうちちょうどバスがやって来て呼び止め、無事に乗れた。バスにはチェコ人男性も乗っていて、この後4人で行動することに。
バスは途中からすごく混雑してきた。故障して動かなくなったりしながら、5時間かけてやっとランガルにたどり着いた。

by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2011-07-11 21:20 | ワハン、パミール、カラコルム | Comments(0)

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