マラケシュ   

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目が覚めて、シャワーを浴びる気にもなれず、2階のロビーにある洗面台で周りで寝ている人たちを気にしながら何となくこそこそと歯を磨き、さっさと荷物をまとめてチェックアウト。従業員がいなく、鍵をフロントに置いてドアを開けようとするが開かない。そのうち、一人の男性(ソファーに寝ていた人のうちの一人だろうか?)が起きてきたので、その人にドアを開けてもらった。
メディナを少し歩いて、そして鉄道駅に向かったが、途中にバスターミナルがあったのでバスでマラケシュに向かうことにする。

車窓からの景色は、建物こそ違うもののヨーロッパのような牧歌的なもの。こんなものなのかなって思っていると、マラケシュに近づくにつれて次第に荒涼としたものに変わってきた。日差しが強く、車内はとても暑いのに、そのうちアトラス山脈の雪山も見えてきた。そしてバスは赤茶色の建物が並ぶマラケッシュの町に到着した。
市街地に行こうとするが、方向も分からないのでタクシーに乗った。そしてメディナの安宿街でホテルを探した。何件か満室が続き、ようやく空いているホテルが見付かった。

c0157625_171127100.jpgメディナ、スークを当てもなく歩く。ヨーロッパにはない無秩序さ。客引きのうるささは気になるが、面白い。でも、すぐに町歩きは終わった。ビールを探すが、売っていない。レストランのメニューにも載っていない。それらしいメニューが一軒あっただけだった。


ホテルで休んだと、再び町へ出る。バスターミナルの場所の確認としようと新市街へ。しかし、途中から地図が読めなくなり、かなり歩き方向も分からなくなり人に聞いてやっと鉄道駅にたどり着いた。そしてバスターミナルを探す途中、一軒の商店の奥にお酒らしきものが並んでいたので入ってみた。ビールはないかと店員に聞くと、奥を隠すように棚で塞がれた一角に冷えたビールがあった。
バスターミナルを見付けて、駅の方まで戻り、バスでホテルに帰る。

部屋でビールを飲む。疲れや乾いた空気が一層うまさを引き立てる。500缶を3本空けてフナ広場へ。夕方から屋台が並び、一段と活気が出ていた。ぐるぐると歩いたあと、あまり混んでいない屋台へ。ケバブとトマトスープとラムのクスクスを食べる。とても美味しい。

c0157625_17225390.jpg様々な大道芸人、屋台から立ち上がる煙と客引き、鳴り響く音楽、町の喧噪。ごった返す生活者と旅行者。こんな町は初めてだ。味わったことのない混沌さ。すごい。いつもだったら苦手な馴れ馴れしく日本語で話しかけてくる客引きも、今はそんなに気にならないのは、酔っているからだけではなさそうだ。この雑踏に身を任せるうちに、気持ちだけでなく、体まで少し軽くなったようだ。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2009-05-26 17:24 | ヨーロッパとモロッコ | Comments(0)

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