デチャニ修道院
2010年 03月 16日
20分程歩くとKFORのイタリア軍の検問所があった。そして更に10分程歩くと、デチャニ修道院はある。山に囲まれて、しかも雪に包まれていて一層静かだ。
入り口でイタリア軍の監視員にパスポートを預ける。ジャーナリストかと聞かれ、ただの旅人だと答えた。
門をくぐり、敷地内へ。本当に静寂そのもの。
教会は鍵がかかっていたが、せっかくここまで来たので中も見たいと思い、敷地内の家のような所から人の声が聞こえたので声を掛けてみると、中から管理人のよう修道士が出てきた。そして鍵を開けてもらった。
内壁はフレスコ画で埋め尽くされている。本当にすごい。ピンと張りつめた空気を感じる。
とてもきれいです。ただただ美しい。
教会を出ると、お土産コーナーに案内してくれると言う。しかしここは鍵がかかっていて開いていない。そうすると、「book」と言ってくる。そして教会に戻って本を持ってきた。入場料は無料だし、何か買っても良いかなって思っていたので、「いくら?」と聞くと、彼はウインクをして本を渡してくれた。何だか、その気持ちがとても嬉しかった。
後ろ髪を引かれる思いで修道院を後にし、町に戻った。バスはすぐに来て乗り込む。料金を払おうとすると取られない。このバスはプリシュティナに行くようで、少しだけの乗車なので取られなかったのだろうか。
ペチ 9:15
デチャニ 9:55 €1(¥124)
デチャニ 11:35
ペチ 12:00 無料
by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2010-03-16 21:53 | ヨーロッパ大移動 | Comments(0)