パミール高原へ突入。   

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ランガルからムルガブまでは公共公通手段がない。なのでジープをチャーターするのだが、チェコ人男性は両親がタジキスタン人とイラン人のようで、タジク語が話せ、車探しは彼に任せっきりだった。おかげでこちらは何もしなく車は見つかった。もちろんゲストハウスや道ばたで聞いてみれば自分でも探すことは可能だが、一人だったら料金が割高になるし、面倒でもあるので助かった。
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そして4人で出発。道ががたがたで、ゆっくりとだが、ワハン渓谷をぐんぐんと高度を上げて行く。
景色がすばらしい。手前の山から後方の急峻な雪山が頭だけ出している。写真で見ていて、すごく楽しみにしていた光景が現れる。しかも快晴。本当に美しい。
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時折アフガン人の少数のキャラバンが見える。
そして渓谷を上がり切ると、緩やかな高原になってきた。高原と言ってもかなりの高地で荒涼としていて日本の高原とは感じが違う。ついにパミール高原だ。4,344mの峠を越えたが、あまり実感がわかない。何回か車を降りて写真を撮ったのだが、自分がそんな標高の場所に立っていることがピンとこない。
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少しずつ高度を下げて行くと、やがて道が見えてきた。パミールハイウェーだ。ここでホログに向かうオランダ人女性2人組とはお別れなのだが、なんと一緒にムルガブに行くチェコ人男性も降りると言い出した。そこからはヒッチをすると言う。お前はと聞かれたが、一人だけ降りないのもなんだし、それにこの先もタジク語を話せるチェコ人男性と一緒に行動をした方が良さそうなので、降りることにした。まだ距離的には半分くらいなのだろうが、料金はムルガブまでの料金TJS500(8,900円 一人当たりTJS125(2,225円))を払った。

そしてヒッチ開始。直にトラックが来て乗せてもらった。座席の後ろの寝台スペースに体をくねらせて乗った。
途中食堂に寄ったが、運転手と同乗者と同じものを食べたのに2人だけかなり高く料金を言われ、チェコ人は怒っていた。それでも高くとられたかも。
道は舗装していて思っていたより早くムルガブに着いた。降りると助手席の男が一人50ソムニと言ってきて、チェコ人男性は、両替しないとないとごまかしている。そして強い口調で自分の財布を出せと言ってきた。そして入っていた34ソムニを渡すとそれで収まった。助手席の男もムルガブで降り、ゲストハウスを紹介しようとしてくる。この男の言うところでは泊まりたくないと言ってみたが、とりあえず見てみようと言われ、そして外観だけ見て泊まるのをやめた。
確かに彼が車を探してくれたし、4人で乗れたのでだいぶ安く済んだしでムルガブまで来れたが、わざわざ車をチャーターしたのに途中で降りさえしなければ余計なお金を払う必要はなかった訳だし、嫌な思いをしなくても済んだ。それにトラックを降りたときのあの言いようは、まるで怒られているようで気分が良くない。やれやれだ。

そんなこんなでパミール高原です。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2011-07-26 21:50 | ワハン、パミール、カラコルム | Comments(0)

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