キルギスへ。
2011年 08月 02日
車をチャーターするのが確実な方法で、スタッフがドライバーを呼んでくれて交渉したが、距離あたりの料金が決まっていて、往復分が必要でサルタシュまで$280。スタッフの女性は、私も高いと思うが規定の料金だと言う。それにしても高いのでとりあえず断った。他にもいろいろと情報を得て、そしてバザールに帰ってくると、800ソムニ($200弱)でどうだとドライバーがよってきた。まだ高いなと思っていると、チェコ人男性と仲良くなった地元の人が130ソムニ($30弱)で翌朝発のドライバーを紹介してくれた。やはり頼りになります彼は。$150まで下がればそれで行っちゃおうと思っていたが、安価な乗り合いが見つかって良かった。もう一泊この町に泊まらないといけないが、まだ日程に余裕があるので大丈夫。
夕方、町を歩いていたらメインロード(バス乗り場ではなく、パミールハイウェー)にジープが停まっていて、オシュ行きだった。料金はオシュまでもサルタシュまでも同じ200ソムニでやはり翌朝発。
結果、交通手段はなんとか見つけられるだろうが、それにしてもなかなか大変だ。
翌朝、寒い中ひたすら待って80分遅れてやっとバスがきた。ずいぶんとオンボロだ。既に乗客が乗っている。ツーリストも一人いた。そしてその後も乗客を乗せ、町を出た。そして、途中の分かれ道でも人が乗り込んできた。ぎゅうぎゅうにつめても一人は乗れず、ツーリストが取り残された。
4,655mの峠を越える。景色が本当にきれい。
途中、カラクルで食事休憩をして、国境の峠(4,280m)に到着。キルギス入国ではドライバーが結構多額のお金を係官に渡していた。ワイロなのだろう。
キルギスに入ると雪が降っている。入国してすぐ、さっき取り残されたツーリストが歩いていて、バスに乗れた。
峠を下ると、税関があった。荷物を調べ始めた。自分の番にきたら、係官がその場を離れたので、その隙に荷物を車内に押し込み結局調べられなかった。しかし何をやっているのだか、そのあともかなり待たされ、えらく時間がかかった。
そしてようやくサルタシュの村外れの食堂に着いた。200km弱を9時間半かかった。イシュコシムから一緒だったチェコ人男性(ロンドン在住)とムルガブからの英国人男性と別れの挨拶。とくにチェコ人男性には、いろいろと助けてもらったので厚くお礼を言った。自分と国境から乗ったウクライナ人はここで降車。村へと歩いた。
ムルガブ〜サルタシュTJS120 (2,136円)
*サルタシュまででもオシュまででも料金は同じ。地元の人はTJS100のようだ。
by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2011-08-02 20:45 | ワハン、パミール、カラコルム | Comments(0)