長い移動。   

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ホテルに呼んでもらったタクシーに乗りアリアバードまで行き、そしてギルギットでバスを乗り換え、昼食後に出発。このあとが長かった。

ギルギットを出て1時間くらいすると、バスが止まった。崖崩れで道が寸断している。復旧作業をしばらく見ていたが、結局歩いて崖を登って寸断箇所を越え、向かいのバスに乗り換えることになった。しかしその崖はものすごく急。地元の人は大きな荷物を持ってすらすらと登って行くが、こちらは荷物のあるなし以前に、あまりに急で怖くてなかなか登れない。もたもたしていると、バスの同乗者の人が荷物を持ってくれた。登山ガイドをしていると言う人だった。しかし、身軽になっても彼には追いつけない。そしてやっとのことで登り切ると、下りは急なのでここで待っていろ、絶対動くなと念を押されガイドの彼は下っていった。そして彼を待っていたが、なかなか来ない。他の地元の人が大丈夫だから一緒に下ろうと荷物を持ってくれた。そして下り始めると、そのうちガイドの彼が来てくれ、手をつないで一緒に下った。時には足を出して、ここに自分の足を乗せるようにと指示される。何だか申し訳ない気がしたが、もう自分一人ではどうしようもないので、彼に委ねた。彼は、ここは自分の地元なので、困っている人を助けるのは当然なんだと話してくれた。特に急な場所ではさらに他の人が体をつかんで支えてくれる。そうやってみんなに助けられてやっとのことで下りた。軟弱な日本人が珍しいのか、携帯電話で下りてくる様を写される始末。お恥ずかしい。
バスの出発を待っているうちに、寸断箇所を人が通れるようになった。待っていればこんな大変な思いをしなくて済んだのだが、これも旅ならではの貴重な経験。それにしても怖かった。

途中夕食休憩をしたのち、23時頃にまたバスが止まった。また土砂崩れだ。今度は足止めを食らった人たちがみんなで協力して大きな石をどけている。さっきあんなに親切に助けてもらったので、自分も手伝おうかと思ったが、ただ見ているだけだった。
なんとか車が通れるようになってバスは動き出した。眠ってしまい知らなかったが、このあとどうやらパンクをしてまたも時間を食ったらしい。

翌朝6時、ダッソーに着いた。ここで休憩。地図を見るとまだまだかかりそうだ。

しばらくインダス川沿いを走り、景色はまだ山間だが、もうフンザのような急峻な高峰ではなくなる。

ようやくでこぼこ道から解放されたが、そのあとも長かった。アボダバードを過ぎ、そしてついに18時過ぎにラワルピンディーに着いた。ギルギットを出たのは前日の15時過ぎだったので、27時間かけてたどり着いた。カリマバードを出たのは9時半だから、それも入れると実に32時間半かかった。さすがに後半は飽きてきたが、でも思っていたほど苦ではなかった。長い旅で体が慣れていただろうし、これであとはバンコクだ、コンラッドが待っていると思うと気が楽になった。それに1人じゃなくて、2人で行動していたこともあるだろう。

そんなこんなで今回の長い陸路の旅の終点、ラワルピンディーまでやって来ました。次はバンコクです。

カリマバード 9:30 ーアリアバード   PKR 200(200円)
アリアバード ー 14:30 ギルギット
ギルギット 15:15 ー 18:05(翌日) ラワルピンディー   PKR 2,040(2,040円)
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2011-09-13 23:12 | ワハン、パミール、カラコルム | Comments(0)

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