カテゴリ:コーカサス( 31 )   

ウシュグリ   

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素敵な一日。

朝晩はかなり涼しい。短パンTシャツでは寒いくらい。掛け布団の他に毛布も必要。

気持ちの良い朝を迎えた。

朝食はハチャプリ(チーズ入りのパン)にサラダ、パンにミルク。ゾイヤさんが用意してくれる。食べているうちに、他のサラダ、チーズ、紅茶も出してくれた。
ゾイヤさんは、とても好意的に接してくれる。何故なんだろう?彼女が「人の良い」と言うことだけなのだろうか?彼女が好きと言う日本人は、みんなこんなに暖かいもてなしをしてもらえていて、自分もその一人にすぎないのだろうか?
この旅で出会った人々、感じた思い、見た景色がどれも自分にとってはかけがえのないものであるように、ゾイヤさんとの出会いはとても心に残る、大切なものとなった。

食事後には、ベットのスプリングが壊れているし、洗濯物もテラスに干せるからと2階の別の部屋に移動した。

ウシュグリに行きたいとゾイヤさんに言うと、高い(150ラリ、11,840円)ので、誰かと一緒に行くようにと勧められる。さて、どうしよう。取りあえず広場に行ってみると、タクシ−らしき車もないので、ウシュグリ行きは保留にして、適当に歩き出した。塔の家もそうだが、何気ない景色もとても美しい。

広場に戻ってみると、やはりタクシーらしき車はない。広場の端で商店を営んでいるゾイヤさんに、一人でウシュグリに行きたいと言ってみると、ちょうど旅行エージェントの男性がいて、何やら掛け合ってくれる。
その男性曰く、ウシュグリに行くには、レンタカーを使わないといけない。150ラリする。翌朝、手配して行くことはできる。と英語で説明してくれる。でも、翌日にはメスティアを発つ予定。それはゾイヤさんに通じていて、結局、彼女がドライバーを捜してくれて、ウシュグリに行けることになった。
ドライバーが来るまで、ゾイヤさんのお店にいた。彼女はアイスをくれた。その後、お菓子ももらいました。
待っている間、若い女性がお店にきて、彼女とも話しをした。
日本の旅行書にゾイヤの家が載っていることや、ゾイヤさんの家はとても良いと伝えると、その度にゾイヤさんはにこっとしてくれる。

ジープが到着し、乗り込んだ。
一層のでこぼこ道。
運転手は、「ロシア語は話せるか?」と聞く。
Noと答える。
会話は成立しないが、それでも、村や川や山の名前を教えてくれて、撮影ポイントでは車をとめてくれる。

メスティアから約50Kmの道のりを、2時間半かかり、ついにウシュグリに着いた。
天上の村ウシュグリ。
もう、ここは地上の延長線上ではない。
時間も、空気も、東京のそれとは違う。
別のものなんだ。
そう思うだけの何かがある。グルジアの最高峰シハラ山(5,068m)は雲に隠れていた。でも、その圧倒的な存在感は他の山の比ではない。
こんな地にも人間が生活しているのが、とてもふしぎに思えた。

確かにここだって地上の村なんだろう。
だけど、何か、普段生活している場所とは次元が違う。
ここには、神が宿っている。
そんなふうに思えた。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2008-07-30 18:56 | コーカサス | Comments(0)

今宵のお宿(メスティア)   

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ゾイヤの家。一泊食事付き25リラ(1,970円)。
ゾイヤさん、そしてその娘さんたちが切り盛りしている民宿です。たった2泊でしたが、ここで過ごした時間は、本当にかけがえのないものとなりました。
ゾイヤさんは、日本人は好き、と言う。他の宿泊客のイスラエル人(だったかな?)は、余り・・・と言っていた。
ゾイヤさんが見せてくれた笑顔や数々の暖かい振る舞いは、自分が日本人だからのことなのだろうか?他の日本人と同じように自分に接してくれていただけなのだろうか?
何でも良い。とにかく、自分にとっては、何とも優しく、心が緩む接し方をしてくれました。
本当に嬉しかった。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2008-07-28 22:14 | コーカサス | Comments(0)

メスティア   

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ゼモ・スワネティの中心地メスティア。この地域には、12世紀頃に建設された、コーカサスの山岳地帯独特の石造りの塔状の家が数多く残っていて、世界遺産に登録されている。

憧れの場所でした。
数年前は、途中の道路に山賊やら強盗やらが出てきて、治安が悪く、トビリシからの夜行列車やズグディディの町など、情報も余りなくて怖いイメージがあって、なかかな行きにくい地域だと言う印象を持っていました。実際に行っている人はそれなりにいて、何にもなく無事に行けた人がほとんどでしょうから、そんな危険と言う訳でもないのでしょうが、それでも、何かある可能性はある。そして、そのときに対処しきれない事態になる恐れがある。やはりマイナーな場所でした。
でも、実際に行ってみると、至って平穏な感じがしました。途中、国連軍の検問所がありましたけどね。

コーカサスの山々に囲まれて、本当にのどかな空気に、ゆっくりとした時間に包まれています。
憧れの塔状の家が、コーカサスの山並みが。
雪をかぶった急峻な山も良いけど、すぐそばの、何てことない低山も同じように素敵。
未舗装の道路、色を添える花々。当たり前のように存在している家畜たち。

そりゃ、言ってしまえば、上高地だって、スイスアルプスだって、同じように美しいです。
でもね。
やっぱりコーカサスは特別な場所なのです。
自己満足ですが、こんな所まで一人でやってきたんだって、これってそれなりに凄いことで、結構頑張ったんだなって・・・思って良いですよね?
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2008-07-28 18:34 | コーカサス | Comments(0)

マルシュルートカ災難   

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アルメニアでもグルジアでも、主な交通手段はマルシュルートカである。おんぼろのミニバスのことです。こりゃ速いな、何キロ出してんだって思ってスピードメーターを見ても針が動いていなかったり、フロントガラスにひびが入っていたりなんて、コーカサスを旅していれば、そのうち気にもならなくなります。
このマルシュルートカ、何故か凄くスピードを出します。道路が良ければ、本当に凄いです。運転手によっては、やり過ぎだろうってくらいに、どんどん追い越しを掛けます。強引にです。
でも、峠道など、道路は良いとは限りません。かなりでこぼこな道もあります。それで、子供は酔ってしまい、吐いちゃうんです。これまで、何回かそんな現場に遭遇しました。エレバンからステパナケルトとか、ヴァナゾルからトビリシとか。
ズグディディからメスティアへのマルシュルートカでは、隣は子供を抱いた母親。何か嫌な予感。 そして、それが見事に的中しました。最初逆のイスラエル人(?)のトレッカーが餌食になった。その次は、今度は自分にその災難が降り掛かった。もう、何てこったよ。被害は最小限にすんだが、それにしてもズボンにははっきりと痕跡が。本当に意気消沈。隣のイスラエル人と苦笑い。彼は、こっちの方が大きい、お前なんか大したことないよと言っていた。でも、規模の違いはあるが、やはりショックです。
せめて、両親が一言でも謝ってくれば、グルジア人に対しての印象もすこしは変わるってものを。

皆さん、マルシュルートカに乗る時は、気をつけましよう。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2008-07-24 23:37 | コーカサス | Comments(0)

ディープな飲み屋でワインを飲む。   

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スグディディ行きの夜行列車は発車までまだ時間がある。駅で待っていようと思ったが、それもつまらないので、駅前をぶらぶらと歩いてみた。そして一軒の飲み屋に入った。
ビールをと思ったが、そんなものはなさそうで、目の前にあるタンクに入った赤ワインを頼んだ。小さいコップの他に、何故か空のペットボトルを2つ出され、コップだけで良いと言ってみたが通じる訳もなく、小さい1ℓのペットボトルを指差す。すると、それにワインを入れて渡された。これで2ラリ(160円)。
お店の端で立って飲もうとすると、この椅子を使えと客が教えてくれる。そのうち店のおばさんがトマトを切ってくれて、それに塩をふり、ししとうとパンを添えて渡してくれた。
最初は1人で飲んでいたが、そのうち隣に座った客と話しを始める。途中からは、他の酔っ払い客が絡んできて、わいわい盛り上がった。といっても言葉は通じていない。日本人だってことは理解してもらえてたであろう程度。
人との交流とか余り好まないし、ましてや言葉が通じないのに、何で彼らは話しかけてくるんだろうとか、そんなことを思っている自分だけど、でも、何だか楽しかった。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2008-07-23 22:01 | コーカサス | Comments(0)

ムツヘタ   

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土曜日だからか、サムタヴロ教会でも、スヴェティ・ツボヴェリ大聖堂でも、何かの儀式が行われていた。教会の雰囲気を、一層独特で、幻想的なものにしてくれる。
マルシュルートカに乗っていると、教会を通るときに十字を切る乗客をよく見る。グルジアは、キリスト教が生活に根付いているのだろう。
こうして信仰に厚い人々と、お金をごまかしたり、悪さをする人々は、別の人種なのだろうか?あいつらだって宗教心は他のグルジア人と同じように持っているんだろうな。誰だって良い人だし悪い人でもあると言うことなのだろうかね。

山の上のジュヴァリ大聖堂を目指した。町から、橋を渡り、高速道路を横切って、そして草地にできている道を歩いて山に入って行った。途中からは道がなくなり、草や低木をかき分け、トカゲ(←かなり大きい)らしき気配にびくつきながらやっと登山道に出て、そして山上の教会に着いた。
風が心地良い。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2008-07-23 17:23 | コーカサス | Comments(0)

トビリシ   

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この町には色がある。エレバンと比べると、そんな印象を受けた。
教会が点在し、ベランダのある家々が並び・・・東と西が交差している感じがする。人を見ていてもそう。

川を挟んで東と西では、雰囲気が違う。トビリシ駅やマーケットがある東側は、雑然としていてちょっと怖い雰囲気がある。カメラをぶら下げながら歩くのはやめた。西側は、地下鉄駅の近くに物乞いがいたりはするが、普通に歩き回れる感じ。

公園でビールを飲んで、思考が緩んだせいか、日中は暑くて行く気もしなかった高台に上ってみた。町の眺めが良い。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2008-07-22 21:10 | コーカサス | Comments(0)

今宵のお宿(ヴァナゾル)   

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一泊8,000ドラム(2,920円)。旧ソ連式と言うことで、設備が悪いのかなと思っていたが、きれいな部屋で設備も十分でした。受付の女性も感じが良い。
お湯も水も受付の人に頼んで使えるようになる方式。このバケツ、水が出ないときに使うんだって、後から気が付きました。
好きなときにお湯や水が使えるとは限らないんだって思ってしまえば平気ですよ。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2008-07-20 22:27 | コーカサス | Comments(0)

サナヒン修道院   

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ヴァナゾルから一時間、アラヴェルディに着いた。運転手に教えてもらってマルシュルートカを降りた。
谷底にあるこの町から、サナヒンまでケーブルカーがあるはずだが、見付からない。探しながら歩いていると、男性から声を掛けられた。サナヒンに行きたいと言い、旅行書の写真を見せると、理解してくれて、谷の上を指差し、バスで行けると丁寧に教えてくれた。

決して大きくはないが、見応えがある修道院だ。外観も、内部も美しい。窓から日の陽かりが差し込んで、修道院に光の線が走る。本当にきれいだ。
村もとても良い雰囲気だ。
のどかで、ゆっくりとした時間が流れていた。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2008-07-20 21:25 | コーカサス | Comments(0)

今宵のお宿(シュシャ)   

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一泊朝食付き17,500ドラム(6,380円)。他の物価に比べると、どうしてもホテルは割高な感じがします。でも、快適でした。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2008-07-18 22:37 | コーカサス | Comments(0)