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帰国しました。   

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実家です。うっすらと雪が積もっています。
新幹線のドアが開いて、そしてホームに降り立った瞬間の、あの冷やっとした空気。
乗り換えて地元の駅を降り立つと、雪が舞っています。

雪が、冷たい空気が、いつも以上に自分を優しく迎えてくれているようでした。

この感覚が好きなのです。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2009-12-31 23:40 | Comments(0)

さようならベオグラード。   

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帰国のための一時旅券が発行されました。帰れる〜〜。緊急用の旅券なので、係官が面倒なことを言わないとも限らないとの事ですが、まぁ、大丈夫でしょう。

時間までホテルでビール飲んで待機です。家族とSkypeでテレビ電話ができて、顔を見て一安心。ビールを飲んでいる姿を見せたら怒られてしまった。当たり前か。

空港へは、タクシーで。ドアマンに料金を聞いたら、15€と言われ、残金が怪しいのでバスで行きたいんだがというと、安く行けるタクシーを用意してくれるそうです。良かった良かった。バスで行くのは良いんだけど、事件現場(正確には場所も分からないが)の辺りを見るのは嫌だなって思っていたので、タクシーで行けることになってほっとしました。

はて、この事件をどう乗り越えるか。問題は山積だが、とにかく日本に帰ります。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2009-12-30 18:22 | Comments(2)

帰国できそうです。   

朝から、大使館からの連絡を待ち続けるが、いつ連絡がくるかが見当もつかないので、もう精神は不安定そのもの。動画サイトで「玉ニュータウン」(これ知っているかな〜テレ玉で放送しているゆるゆるの番組です)や「美味しんぼ」を見て時間を潰そうとするが、何をしていても時間の経つのが遅い。そして「ホタルノヒカリ」(藤木直人、綾瀬はるかが出でいたドラマ。“ぶちょ〜”ってやつです)を見始め、第二話を見ていると、電話が鳴った。そして領事と2時に面会。領事は国外に出ていて、今日帰ってきたとのこと、最初に対応してくれた方は、普段は担当外の人だったそうだ。
戸籍謄本がないとやはり厳しいらしく、それに、既に外務省との協議で、パスポートの再発行ではなく、緊急の旅券を発行しての帰国になるとのこと。いろいろ手続きがあり、その順序もあるので31日の便に乗れれば良いかくらいの雰囲気でした。(例えば、緊急の旅券を発行するには経由地の記入が必要、でも、一般的に航空券を買うのに旅券番号が必要、なのでそこをどうするか、とか。今滞在しているホテルだって、一件目はパスポートがないからと断られて、しかしこのホテルは大使館が入っているビルと同じ大家で、大使館でも利用しているホテルだから例外的に泊まれたようだ。いろいろな制約の中で事を運ばなくてはならない。)しかし、こちらとしてはもう帰りたくて帰りたくて仕方がない訳で、何とかならないかと主張してみて、そして何とか30日発のモスクワ経由のチケットをとるにまで至りました。(チケットをとるにあたっては、最初に対応して下さった外交官のおかげで実にすんなりと購入できました。)ホテルに戻ったのは7時。領事は大使館でバスポートの失効と、緊急旅券の発行の手続きをして下さっています。休日を潰して。すいません、こちらは部屋でビールを飲んでいます。
本来であれば日本の区役所の業務が再開する1/4に戸籍謄本をとり、そしてパスポートの再発行して、そして帰国なり、ちょろっと他の国に寄ってから帰るなり、どちらでもお好きなようにどうぞって事例なはずなのですが、本当に領事さんのお力により年内帰国となりました。実は失効や発行の手続きをするにも、回線が不安定ですんなりできないようでして、まだ確定ではないのですが。それだけ領事は仕事時間が増える訳です。何とも頭が下がります。でもこちらはビール飲んでいますが。

今回の事件は、やはり自分の気のゆるみ、おごりにつきるのだろう。コソボに行こうとしていたことも、かなり問題なことなのだと認識した。そりゃ行っている旅行者はそれなりにいて、問題なく過ごせたからといって、だから自分も行けるんだって思うことが非常に危険で、判断違いであったことだった。

今回、最も危険な地域でお酒を飲んでいて、しかも他人からの飲み物を飲むという、非常に典型的な事例にも関わらず起ってしまったこと、すべてが、自分が招いた結果なんだ。
「旅」という非日常さが、他の非日常的な事柄を見えなくさせた。麻痺していたのだ。だって、東京で多額の現金(しつこいが、本当に多額なのです)を持ちながら飲み屋に入って飲んだくれることはないだろう。そんなにお金を持っていたら、もっと緊張して、飲み歩くなんてことはしないで家に帰るだろう。「旅をしている」という大きな精神の高揚が、他の非日常的な事を、まるで鈍感になってしまったかのように些細な事としてしまったのだ。実際、鈍感になっていた。

今日、領事といろいろと話をして、とても貴重な経験をした。もちろん最初に対応して下さった外交官とも。これが良い経験だなんて、体が無事だったから良かったじゃないとか、そんな風に思えるはずはなく、実際自分にとってはかなりの痛手だが。
それに、これに懲りずまた危険な国、怪しげな国へと旅立つかも知れない。でも、それは生きていく事そのものと同じで、結局は繰り返しなのだと思う。

今回の被害、他人にかけた迷惑、その大きさを、本来見るはずであったコソボのセルビア正教会の修道院やサラエボ、バルト三国でありストックホルム、コペンハーゲンの澄んだ空気、それらと同じように大切な物としよう。

このままじゃ年越しはベオグラードか、って思いが、今日領事と会って、機内での年越しになるのかって方向だったが、31日に日本に着きそうです。本当にほっとしました。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2009-12-30 04:42 | Comments(0)

愚痴の一つでも。   

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もうこの立派なホテルに滞在して3回目の朝食をとってきました。後はすることがありません。だんだんとイライラが増してきたように思えます。
最初は27日に帰れるかもと言われていたので、まぁ、少しは遅れてもスムーズに帰国できるんだろうなって思っていたのですが。担当官には良くしてもらっているので、こんなことを言うのもなんなんですが、対応の順序によっては、戸籍謄本は十分に間に合った訳ですし。
もう帰りたい。精神的にかなりきついです。このまま後一週間とか、つらいです。お金もなくなってくるから、チケット買えなくなるし、日本から送金してもらうのだって、もう銀行は休みに入っているだろうし。どうなっているんだろうか。

c0157625_23295339.jpg写真はNATO軍に空爆された中国大使館です。
市内にある建物も、ここも、狙い撃ちされてますね。市街戦をやったサラエボなんかとはまるで違う光景です。サラエボは、その地域全体がめちゃくちゃに破壊されていました。瓦礫の山となった建物、残っていても無数の弾痕。そして、そんななかでも、人々は生活していました。
どちらも戦争を感じるには十分な光景です。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2009-12-29 15:31 | Comments(0)

帰れなくなりそう。   

パスポートの再発行には戸籍謄本か戸籍抄本が必要で、もう区役所はお休みに入っているのでとれず。となると、足止めだ。
もう限界だな〜ベオグラードにいるの。一泊60€のこのホテルに泊まり続けることだって大変だし。
何より、精神的にきついよ。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2009-12-29 00:45 | Comments(0)

昔は良かった。   

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運ばれた病院の医師の一人がくれました。
タトゥーを入れたいから自分や家族の名前を日本語で書いてほしいと頼まれて、カタカナで書いたあげたお礼です。

昔のセルビアの国旗。
チトーの頃は良かった。あの頃は物もあったしお金もあった。でも今は。
って言っていました。
そう言えばベルリンの取材映像でも同じようなことを耳にした。資本主義しか経験のない自分にとっては、ピンと来ません。

今日も何もすることがない。飽きてきました。
時間が経った分だけ、この事実が大きくのしかかってきて、憂鬱さが増してくる。
まいったな。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2009-12-28 19:12 | Comments(0)

少しは元気になりました。   

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何もすることもなく、そもそも、何もする気にもなれないので、今日は朝からパソコンに向かいっきりです。

ベオグラードの観光スポットと言えば、空爆の痕、それにつきると思う。ウィーンからプリシュティナに飛行機で入れたのに、わざわざベオグラードにしたのは、またあのぐちゃぐちゃになった建物を見たい、それが理由でした。c0157625_12512.jpg
c0157625_1262865.jpgそして、その建物を再び見たとき、これこそがベオグラードなのだなと、改めて実感しました。同時に、その建物にカメラを向けているとき、とても周りの視線が気になりました。一眼レフを持ったこの日本人観光客をどう見ているのだろうって。現地の人たちは、とても不愉快になのだろうかって。これは、昔、一度目のクロアチアのドブロブニクや、その3年後に行った激戦地だったボスニア・ヘルッエゴビナのモスタルやサラエボで感じたものと同じでした。当時あの町で見た光景は、本当に悲惨なものだった。そして、他の旅では感じたことのないある種の高揚感があった。それまでに経験した美しいヨーロッパの町並みを歩いているとき、圧倒的な西洋美術と対面した瞬間、そのときに感じた気持ちの高ぶりとは種類は違うが、あのドキドキは、それらに匹敵する、もしかしたらそれ以上のものでした。
例えば広島の原爆ドーム、あそこを写真におさめるのと同じことだ。その中にはアメリカ人観光客もいるだろう。広島には行ったことはないが、でも、多分原爆ドームにカメラを向けることには、自分は何の躊躇もしないだろう。だから、この空爆の痕にシャッターを切っていることも、特別な意味はないんだ、そんなことを思いながらあの場にいました。
戦争を見たい。今回の旅のテーマの一つでした。予定では、この後コソボに行って、そしてボスニア・ヘルッエゴビナ、それからポーランドでアウシュビッツを見るはずだった。
なのにこんな結果になるとは。

まぁ、起きてしまったことは仕方がないので。

ここらできれいな夕景でも。
この後やられたんだよね(泣
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2009-12-28 01:36 | Comments(0)

とんでもない結末。   

まだ日にちは決まっていませんが、数日後に帰国します。盗難に遭いました。
ベオグラードでプリシュティナ行きの夜行バスを待つ間、市内を一通り歩いた後ある飲み屋に入りました。そしてその店を出た後、意識がなくなり救急車で病院に運ばれました。
バックがなくなっています。恥ずかしくて書けませんが、一ヶ月弱旅をするのに十分すぎる現金、パスポート、カメラ、携帯電話など、貴重品のほとんどを失いました。家に帰っても鍵もないので直接実家に帰ることにします。ザックに入れていたMacは無事でした。それに帰国のための航空券が1000€ほどかかるようですし、今回の航空券だって無駄になってしまいました。気の遠くなるような損失額です。
今日は大使館の方と飲んでいた現場に行き、警察で盗難届けを出して、その後ホテルをとってもらい今部屋です。警察が救急車で運ばれた場所と状況を調べてくれるそうです。
結構飲んでいたのですが、外交官の方に状況を話しているうち、もしかしたらお酒に薬を入れられたかも知れない、そういった事例もあるようです。確かに後半他の客からただでお酒をもらいましたし、その後の記憶がほぼないのです。かなり量は飲んだと思うのですが、倒れるほど飲んだ割には頭が痛くなったり吐き気も残りません。証拠はないので何とも言えないのですが。
自分の不注意が原因です。お腹に巻く貴重品入れ一カ所に大量に現金を入れていて、それをバックの中に入れていたり、店の中とはいえ、他人から飲み物をもらうときは注意しなくてはならないとか。
しかし、よりによって貴重品袋をお腹に巻いていなかったときに被害にあうとは。悔やんでも悔やみきれません。体が無事だっただけでも不幸中の幸い、なんて思えるレベルではないのです。
この事実に、旅に対して、しばらくはどうやって向き合えばいいのか。現実的に、大枚が消えてしまった。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2009-12-27 01:12 | Comments(3)

ウィーンを発ちます。   

快適なウィーン滞在を終え、これからパッキングしてベオグラードに飛びます。
ベオグラードからプリシュティナ(コソボ)に夜行バスで入る予定ですが、果たしてすんなりいくか?

数時間前、シュテファン寺院でのクリスマスミサに行ってきました。
とても素敵でした。
何でしょう、言葉ではうまく伝えられませんが、とにかく素敵でした。
写真などは改めて。

31日に予約したサラエボの宿ではインターネットにつなげるはずですが、それまではネット環境なはしでしょう。
それではまた。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2009-12-25 13:52 | Comments(0)

こんな町に住んでみたい。   

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行く当てもなく、適当にトラムを乗り継いで、降りてみたのがこの町。
露店が並んでいて、その先には食品などのお店が並ぶ市場があった。
この町がいったいどの辺りなのか、それに、この町の名前すら知らない。

今日はクリスマスイブなので、ローストチキンを買って、違うお店で瓶ビールを買い、ゲッサーを飲みながら食べてみた。
何とも言えず美味しかった。
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by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2009-12-24 23:28 | Comments(0)