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マルシュルートカ災難   

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アルメニアでもグルジアでも、主な交通手段はマルシュルートカである。おんぼろのミニバスのことです。こりゃ速いな、何キロ出してんだって思ってスピードメーターを見ても針が動いていなかったり、フロントガラスにひびが入っていたりなんて、コーカサスを旅していれば、そのうち気にもならなくなります。
このマルシュルートカ、何故か凄くスピードを出します。道路が良ければ、本当に凄いです。運転手によっては、やり過ぎだろうってくらいに、どんどん追い越しを掛けます。強引にです。
でも、峠道など、道路は良いとは限りません。かなりでこぼこな道もあります。それで、子供は酔ってしまい、吐いちゃうんです。これまで、何回かそんな現場に遭遇しました。エレバンからステパナケルトとか、ヴァナゾルからトビリシとか。
ズグディディからメスティアへのマルシュルートカでは、隣は子供を抱いた母親。何か嫌な予感。 そして、それが見事に的中しました。最初逆のイスラエル人(?)のトレッカーが餌食になった。その次は、今度は自分にその災難が降り掛かった。もう、何てこったよ。被害は最小限にすんだが、それにしてもズボンにははっきりと痕跡が。本当に意気消沈。隣のイスラエル人と苦笑い。彼は、こっちの方が大きい、お前なんか大したことないよと言っていた。でも、規模の違いはあるが、やはりショックです。
せめて、両親が一言でも謝ってくれば、グルジア人に対しての印象もすこしは変わるってものを。

皆さん、マルシュルートカに乗る時は、気をつけましよう。

by SAPPORO_MIYAGAOKA | 2008-07-24 23:37 | コーカサス | Comments(0)

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